イギリス「28年越しの結婚式」

長い間つきあっている恋人たちの中には、その状態から一歩前に踏み出せず、結局、分かれてしまうことがあります。長すぎた春」なんて言い方もしますが、イギリスでは、28年前の1983年に婚約したカップルがついに、結婚式を挙げたということです。なんでも「仕事の都合などで結婚式を先延ばしにして来た」ということですが、大きな要因は、全てを完璧に計画したいという新婦の強い要望があったようです。「完全主義」ともいえるその新婦が、去年、放射線科の医師の仕事を引退し、ようやく、結婚式の準備に十分な時間を取ることができるようになり、このたび、めでたく、結婚式を挙げることができたんですね。新婦が並外れた凝り性なら、ずっと待ち続けた新郎も強靭な忍耐力。二人の絆があったればこそですね。末永くお幸せに。