今週は、1977年のシングル「嵐が丘」で音楽界に登場したイギリスの女性シンガー「ケイト・ブッシュ」。彼女の新作アルバム「ディレクターズ・カット」を紹介します。このアルバムは2005年作品「エアリアル」から6年振りの新作で、1993年「レッド・シューズ」に収録の7曲と、1995年の「センシュアル・ワールド」からの4曲を現代的にセルフ・カバーしたものです。日本でのリリースは今月末の予定ですが、すでにPC配信が始まっています。ちなみに今回の「ディレクターズ・カット」は、過去の楽曲を見直す内容ですが、ケイト・ブッシュはすでに新作に取り掛かり、リリースは秋になるという噂が流れています。ケイト・ブッシュは16歳の時、ピンク・フロイドのデイヴィッド・ギルモアに見出され、メジャーレーベルEMIの目に留まり、「嵐が丘」でデビュー、19歳という若さでした。そして1978年に2枚のアルバム「天使と小悪魔」と「ライオンハート」をリリースし、一躍有名になります。彼女の魅力はその歌声で、一度聞いたら忘れられない魅力を持っています。明石家さんまが司会を務めていた人気番組「恋のからさわぎ」のオープニングテーマが「嵐が丘」だったので、聞いた方、あぁ、なるほどという方、多いんじゃないでしょうか。
「KATE BUSH」
2011年7月9日 11:55 AM
- ピックアップアーティスト