「KARL WOLF」

今週は、レバノン・ベイルート生まれのシンガーソングライター「カール・ウルフ」のニューアルバム「ゲットー・ラヴ」を紹介します。2006年に、ファーストアルバム「フェイス・ビハインド・ザ・フェイス」でソロデビューを果たし、2008年にTOTOの名曲「アフリカ」をサンプリングした楽曲を収録した、日本デビュー盤「カール・ウルフ」で大ブレイク。その後、ヒット曲「アフリカ」は日本だけでなく、カナダを中心に北米でもブレイクし、トータル・セールスは70万枚を越しました。今回の新作は待望の3作目で、夏を感じさせるトラック、そして美しいサビメロなど、カール・ウルフの持ち味を最大限凝縮した楽曲が収録されています。特にタイトルソングの「ゲットー・ラヴ」は、ゲストにカナダの人気ラッパーのカーディナル・オフィシャルを起用し、国内外のチャートでヒット中です。さて、レバノン生まれの「カール・ウルフ」は、幼少時、内戦を機にドバイへ移り、高校卒業後にカナダのモントリオールで本格的に音楽活動を開始!ソングライターやプロデューサーとしてキャリアをスタートし、多くのアーティストを輩出しました。その後、サウンド制作の裏方として数々の音楽賞を受賞した彼は、2005年よりソロ活動を開始。カナダを拠点にヨーロッパ、
中東で認知されています。