「JILL SCOTT」

今週は、夏の終わりにお勧めのソウルナンバーを紹介しましょう。シンガーはフィラデルフィア出身の「ジル・スコット」。多くのソウルシンガーを生み出したフィラデルフィアで、彼女はシンガーとしてのキャリアをスタートします。そして、2000年のデビューアルバム「フー・イズ・ジル・スコット?」で衝撃のデビューを飾り、以来、過去3枚のアルバムがグラミー賞最優秀R&Bアルバムにノミネートされるなど、大きな評価と絶大な支持を集めます。その後「ネオ・ソウルの女王」と呼ばれ、ソウルシーンで活躍中です。今回紹介する待望の新作「ザ・ライト・オブ・ザ・サン」は、前作「ザ・リアル・シング」から4年振りの作品で、日本では7月末に発売になっています。ちなみに、一足早くリリースされた本国アメリカでは、自身初の全米アルバムチャート初登場1位を獲得するなど、「ネオ・ソウルの女王」の快進撃が話題となっています。アルバムからの1stシングル「ソー・イン・ラヴ」は、ノース・カロライナ出身の男性R&Bシンガー「アンソニー・ハミルトン」とデュエットが実現していて、この曲に関して「ベースラインを最初に聴いた時から踊りたくなって。私には、この曲には家族が集まったりするイメージがある。ずっと語り継がれて行く曲だと感じている。息子には、彼の結婚式でこの曲を聴いて踊ってほしい」と、ジル自身がコメントしています。