「BEN E KING」

今週は、永遠の名曲「スタンド・バイ・ミー」のシンガー「ベン・E・キング」のアルバム「DEAR JAPAN, 上を向いて歩こう」を紹介します。タイトルから、わかるように、このアルバムは「上を向いて歩こう」の日本語カバー、「スタンド・バイ・ミー」の新録セルフ・カバー、昭和のブリジストンTVCM曲「どこまでも行こう」の英語カバー、
ドリフターズ期のヒット曲である「ラストダンスは私に」、「渚のボードウォーク」の新録カバーなどと、オリジナル2曲の全11曲が収録されています。このアルバムは、東日本大震災の悲報に強く胸を痛めた親日家であるベン本人が、日本の人々を元気づけたい、という思いを込めて立ち上がった企画です。彼の代表作「スタンド・バイ・ミー」は、ベンがドリフターズを脱退した後、2枚目のソロシングルとして1961年にリリースした楽曲。ソウルチャートで1位を記録し、ポップチャートは4位を記録しています。ジョン・レノンをはじめとする数多くのアーティストによってカバーされた楽曲のリリースから今年で50周年、リバー・フェニックス、キーファー・サザーランドらが出演した大ヒット映画「スタンド・バイ・ミー」から25周年と、2011年は節目の年。そんな年に彼が発表したアルバム「DEAR JAPAN, 上を向いて歩こう」は、日本復興への思いが詰まっています。