「TRAINCHA」

今日は「クリスマス・イブ」、2011年リリースのクリスマス・アルバムを紹介します。先週はカナダ出身のシンガー「マイケル・ブーブレ」初のクリスマス・アルバムを紹介しましたが、イブの今日は、今年4月リリースしたアルバム「ニューヨークの日曜日」がヒットし、日本で人気になった「トレインチャ」のクリスマス・アルバムをお送りします。アルバムタイトルは「ジス・イズ・ザ・シーズン」で、「もろびとこぞりて」のクリスマス定番ソングから、スティーヴィー・ワンダー、ジョン・レノン、ダニー・ハザウェイ、マライア・キャリーなどの名曲を取り上げています。昨年5月リリースのマイケルのカヴァー作「ネヴァー・キャン・セイ・グッバイ」は、アコースティック・ギターとのシンプルなデュオで、彼女の素晴らしい歌声が存分に活かされたアレンジでしたが、本作「ジス・イズ・ザ・シーズン」もギターのレオナルド・アムエドとのギターデュオでレコーディングされています。元牧師でオランダの教会音楽作詞家を父親に持ち、ヴァイオリニストの母親といった音楽一家出身のトレインチャは、オランダをベースに活動を続け、オランダのポピュラー音楽界では最高の栄誉、主に数10年のキャリアを誇るアーティストに授与される賞を受賞しています。