2011年最後のアーティストは、今年メジャー・デビューアルバム「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ」をリリースした新人アーティスト「メイヤー・ホーソーン」を紹介します。メジャーデビュー前の2009年に発表したインディーズ・リリースのセルフ・プロデュースアルバム「ア・ストレンジ・アレンジメント」が注目され、レトロでローファイなソウルを歌う白人シンガーとして世間を驚かせた「メイヤー・ホーソーン」。アルバムはモータウンの名作が基となっていましたが、今回のアルバム「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ」は、1960年代後半のカリフォルニア・ポップ、そしてスティーリー・ダンやシカゴの傑作も連想させるサウンドになっています。アメリカ・ミシガン州デトロイトの郊外にあるアナーバーで育ったホーソーンは、父親の車のラジオから流れる地元の様々なソウルとジャズを今でも鮮明に覚えているとコメントし、「過去に書かれた最高の楽曲のほとんどは、デトロイトで生まれたものが多い」と、断言しています。現在シンガー、プロデューサー、そしてマルチ楽器演奏家として活動するホーソーンは、スモーキー・ロビンソン、有名な作曲家チームの
ホーランド=ドジャー=ホーランドなどから影響を受けたそうです。
「MAYER HAWTHORNE」
2011年12月31日 11:55 AM
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