ウィットに富んだイタズラというのは、どこか憎めないものがあります。ポーランドの国立美術館で、本来なら陳列されることのない若手芸術家の絵画が展示されるという出来事がありました。この絵を展示したのは芸術を学ぶ学生。警備員の隙をついて、こっそりと自分の描いたものを作品と一緒に並べたらしいのですが、あまりにも、しっくり馴染んだのでしょうか、美術館側はこの事に、3日間も気付かなかったということです。ちゃっかり自分の作品を展示した学生が言うには、「自分の作品が並べられるのを、30年も40年も待てなかった」という事ですが、ある程度の自信があったのかもしれませんね。その後、学生の作品は、美術館の責任者の好意で、館内にある喫茶店に飾られたそうです。
ポーランド「学生の作品が美術館に」
2012年1月28日 11:55 AM
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