オーストラリア「サイドブレーキをかけ忘れた車が・・・」

偶然って、本当に偶然なんでしょうか。オーストラリア南部の都市、アデレードのショッピングセンターの駐車場から、一台の車が、まるで煙に包まれてしまったように、忽然と姿を消してしまいました。所有者は、てっきり誰かが乗って行ってしまったのだろうと、警察に盗難届を提出。すると、その2週間後、消えた車が近くの住宅で見つかりました。休暇から戻ってきたという家の住人が、車庫の一部が壊れているのに気づき、空き巣に入られたと思い、警察に通報。検証の結果、車は盗まれたわけではなく、サイドブレーキのかけ忘れが原因で、無人のまま動き出して車道を横切り、偶然、見つかった車庫に収まったと見られ、車の盗難と空き巣の二つの事件は、一挙に解決したようです。それにしても、こういうことって、あるんですね。