今週は、1998年にリリースした「ヴァン・ヘイレンⅢ」以来、実に14年振りのアルバム「ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース」をリリースした「ヴァン・ヘイレン」をピックアップします。今回の新作には、結成時のボーカリスト「デイヴィッド・リー・ロス」が復帰。彼がヴォーカル務めたアルバムとなると、28年振りの新作になります。ヴァン・ヘイレンと言えば、全世界のトータル売り上げが7,500万枚以上で、アメリカンロックに革命を起こし、まさにアメリカを代表するモンスター・バンドです。「ヴァン・ヘイレン」のスタートは、1978年、衝撃のファースト・アルバム「炎の導火線」でデビュー。ギターの革命児「エドワード・ヴァン・ヘイレン」のライト・ハンド奏法、早引きギタープレイと、ダイアモンド・デイヴこと、デイヴィッド・リー・ロスの豪快で破天荒なボーカルパフォーマンスは、当時のロック・シーンに大革命をもたらしました。「ジャンプ」、「パナマ」、「ホット・フォー・ティーチャー」など、数々の大ヒットを記録しますが、1985年、デイヴがバンドを脱退しソロ活動を始めてから、結成当時のパワフルなサウンドは少し影をひそめた感じでしたが、今回デイヴィッド・リー・ロスが復帰する事で、再び「ヴァン・ヘイレン」に注目が集まっています。
「VAN HALEN」
2012年2月18日 11:55 AM
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