今週は、2月に新作「キス・オン・ザ・ボトム」をリリースした「ポール・マッカートニー」をピックアップします。今年2012年は、ポールにとって生誕70周年、ビートルズがデビューして50年という節目の年。その記念すべき年にリリースしたのは、初チャレンジとなる、古き良きアメリカのスタンダード・アルバム。構想は20年以上で、満を持して制作されました。先日、ロサンゼルスで授賞式が行われた、第54回グラミー賞で、自身のバンドを率いて、「ゴールデン・スランバー~キャリー・ザ・ウェイト~ジ・エンド」というビートルズ不朽の名盤「アビイ・ロード」からのメドレーを披露し、健在振りを見せました。今年70歳には見えないその姿は、多くのビートルズファンに感動を与えましたね。さて、新作「キス・オン・ザ・ボトム」は、作曲家としてアメリカのポピュラー音楽史に名を残した偉大なソングライターへ尊敬の意を表した作品で、収録曲のいくつかは、子供のころに家で父親の弾くピアノによって初めて聴いた曲も収録されています。
「PAUL McCARTNEY」
2012年4月7日 11:55 AM
- ピックアップアーティスト