「TARA PRIYA」

今週は、2月にデビューアルバムをリリースした「ターラ・プリーヤ」をピックアップします。モータウンやサザン・ソウルなど、アメリカの王道ヴィンテージソウルに強く影響を受けた「ターラ・プリーヤ」が、ポップス要素もふんだんに取り込んでレコーディングしたデビューアルバム。リリース直後から全世界の音楽シーンに注目され、日本の各FMステーションがパワープレイ曲としてオンエアーしました。アルバム最初のトラック「ラン・ライク・ヘル」は、イントロのキャッチーなギターリフが印象的な楽曲で、彼女の作曲能力の高さを感じます。彼女は、アメリカ、サンフランシスコ在住で、幼少の頃からからピアノやドラム、11 歳でオペラのトレーニングを受けてきました。高校時代にジャズの歌唱法を学び、二つの大きなソングライティングのコンテストで優勝。作詞の才能を認められ、奨学金を受けニューヨークのコロンビア大学に通いながらライブ・パフォーマンスの腕を磨きます。同じ大学へ通っていたアリシア・キーズやローリン・ヒルのようにソロ活動を志して、大学退学を考えたそうですが、2年半で経済学の文学士号を取得した才女です。