「BRUCE SPRINGSTEEN」

今週は、3月21日に新作「レッキング・ボール」をリリースした「ボス」こと、「ブルース・スプリングスティーン」をピックアップします。今回の新作は、3年ぶり通算17枚目となるスタジオ・アルバム。1999年のEストリート・バンド再結成以来、バンドのテーマ曲的にファンからも愛され続けている「ランド・オブ・ホープ・アンド・ドリームス」のスタジオ・テイクバージョンが初収録され、話題になっています。Eストリート・バンドといえば、2011年6月18日、脳卒中と、その合併症のため、惜しくも69歳で他界した、メンバーのサックス奏者「クラレンス・クレモンズ」が浮びますが、彼はブルースの親友だっただけに、その悲報にブルースはかなり落ち込んだようですが、今回の新作は、親友死去の悲しみを乗り越え制作されました。ちなみに、アルバムからクラレンス・クレモンズの最後のサックス・ソロを聴く事が出来ます。そして、今回の新作「レッキング・ボール」は、1975年リリースの「明日なき暴走」を思い起こす内容で、これぞ!ブルース・スプリングスティーン王道ロックと言ったサウンドが満載です。