「PAUL WELLER」

今週は、4月4日に前作「ウェイク・アップ・ネイション」から2年振り、通算11作目のアルバム「ソニック・キックス」をリリースした「ポール・ウェラー」をピックアップします。今回の新作には、ノエル・ギャラガー、「ブラー」のグレアム・コクソン、「シンプリー・レッド、ストーン・ローゼズ」のアジズ・イブラヒム、「オーシャン・カラー・シーン」のスティーヴ・クラドックが参加しています。アルバムはこれまで同様、イギリス南東部サリー州リプリーにあるポール・ウェラー所有のブラック・バーン・スタジオでレコーディング。共同プロデューサーのサイモン・ダインや、信頼をおいているエンジニアのチャールズ・リー、ノエル・ギャラガーを筆頭に、友人ミュージシャン達、そして、長年にわたりポールを支えてきたツアー・バンドの面々の協力のもとに新作は完成されました。ザ・ジャムのフロントマンとしてリリースした、アルバム6作、スタイル・カウンシルとして5作、そしてソロ・アーティストとして10作をリリースしている「ポール・ウェラー」。現在53歳の彼は、今も男盛り!と言っても過言はありません。今回の新作「ソニック・キックス」に関して「今度の新しいレコードは本当に先端を行っていて、ものすごくモダンで、こんなサウンドの作品はほかに類を見ないと思うんだ」とコメントしている彼です。