夏空に映える花、ブーゲンビリア。熱帯性の低木で、色はさまざまあるようですが、エーゲ海沿岸で、白壁の家々に、この濃いピンクの花が咲き乱れている様子はとてもきれいです。中国の広西チワン族自治区にある南寧の大学にも、このブーゲンビリアが植えられています。その木が、大きく成長しない木の仲間の中では世界一大きいのではないかとして、ギネスに申請されたということです。大学の5階建ての建物にくっついた状態で生えているブーゲンビリアは、10年前に植えられたもので、現在の高さは、およそ30メートル。うっそうと茂って、窓から教室に入る光りを遮ってしまうそうですが、学生たちは「満開の時は美しい」と、ちっとも気にしていないということです。
中国「ギネス申請のブーゲンビリア」
2012年6月9日 11:55 AM
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