夏を待ちきれない、そんな人にオススメの映画が今日から上映されます。その名は、「ソウル・サーファー」。タイトルは、「特別な才能を持ち、競技に勝つことを目的とせず波に乗る真の喜びを知るサーファー」の事を意味しています。軽く内容を紹介すると・・・13歳の女の子・主人公のベサニーは、サーフィンの練習中にサメに左腕を奪われます。ここで、普通ならば海が怖くなりサーフィンも断念してしまいそうですが、サーフィンが自分の生活の一部である彼女は諦めません。努力の積み重ね、家族や友人のサポート、そして自分との闘いに勝つ事で困難を乗り越えていく、成長の物語。これは奇跡の実話です。根性論、精神論で諭すような映画ではありませんが、この映画で大きな感動だけでなく、思わず勇気づけられてしまうでしょう。実話だからこそ持つ力というのを感じられました。ちなみに、ベサニーの精神的な立ち直りのキッカケに、スマトラ沖地震が関係しています。詳しくはここで述べませんが、何がどのように関係して彼女を奮い立たせたのか?興味ある方は是非、映画をご覧下さい。また、主人公・ベサニーのメンターとも言える女性・サラを意外な人が演じています。この番組で曲を結構紹介しているカントリーミュージシャンのキャリー・アンダーウッドです。ただし、歌うシーンは全くありません。演技で存在感を示していますので、ここも注目して下さい。全面的に感動作と言ってしまうと、印象が薄っぺらくなってしまうかもしれませんが、観るべきポイントは、色々あります。ハワイの海の素晴らしさ。そこで、ビッグ・ウェーブを果敢に攻めるサーフィンのシーンは、本当に美しいに尽きます。大自然を相手に挑戦する気持ちを理解する事は出来ませんが、思わずサーフィンの経験を自分はしていないのは、人生損しているのかも?なんて考えも浮かんできました。今日から、広島バルト11、ワーナー・マイカル・シネマズ広島等で上映です。
映画「ソウル・サーファー」
2012年6月9日 11:55 AM
- KENSHI’S NAVI