ドイツ「ハーメルンの笛吹き男、実写版」

一説によると、今から700数十年あまり前の6月26日、ドイツのハーメルンという村で、こども達130人が笛吹き男の後をついて行ったきり、帰って来なかったという事件があったそうです。どこまでが定かか分かりませんが、童話「ハーメルンの笛吹き男」の元ネタです。ネズミの被害に悩まされていたドイツ・ハーメルンで、笛吹き男が笛を吹いて、ネズミたちを川へ導き退治したものの、村人が約束のお金を払わなかったため、怒った笛吹き男が、村の子どもたちを連れて逃げたというストーリーですね。そのハーメルンで今、再び、人々がネズミの害に悩まされているそうです。原因は観光客が残した「鳥のえさ」。これに釣られてネズミたちが街の中心部に出没していると考えられています。街の広報担当者は「どこにもネズミはいて、観光客を制限するほどではない」と、強調していますが、ネズミ駆除専門の職員が配置されているということです。