中国「犬と青年の運命の出会い」

「運命の出会い」というのがあります。それは男と女の場合もあれば、先生と生徒、大人と子供・・・・と、いろいろありますが、人と動物というのもあるのではないでしょうか。中国で一匹の野良犬が、自転車旅行中の男子大学生らとともに、700kmを走破し、目的地であるチベット自治区・ラサに到着したそうです。野良犬が彼らについてくるようになったのは一人の学生がエサを与えたことから。彼のそばにいれば、食べ物がもらえる。そんな風に思ったのか、この野良犬は、学生たちと一緒に移動を始め、20日間ほどで、標高4,000m級の山を12も越え、目的地までの道のり1,700kmを走りぬいたのだそうです。エサを与えた学生は、これが縁で犬を飼うことにし、湖北省の自宅まで連れ帰ったということです。