今日から公開される映画「崖っぷちの男」。直球すぎるタイトルですが、内容からみても実際撮影されたシーンを考慮しても、まさしくズバリ当てはまるネーミングの作品です。ネタバレ注意なので、ストーリーを軽くかいつまんで紹介すると・・・ニューヨークにあるホテルの21階。そこの窓の外から姿を表し、飛び降りようとしている男がいます。彼の名前は、ニック・キャシディ。元ニューヨーク市警の警察官だった彼は、30億円のダイヤを横領した罪で刑務所にいましたが、脱獄。そして、行方をくらましていました。その彼が、飛び降り自殺志願者と思われても仕方のないそんな場所に現れた理由とは・・・何なのでしょうか?事情を知らない野次馬たちが集まり、付近一帯は道路は閉鎖され、テレビの実況中継まで始まり騒然とする中、物語は進行していきます。崖っぷちの男の命がけの勝負に出た目的が、徐々に明らかになります。スリルの要素とサスペンスの要素、そして、アクションの要素も加味されているので時間が進むに連れ、観客のテンションも上昇していきます。ノン・ストップで突き進む物語。脚本が、本当に良く出来ていると思います。主演は、アバターのサム・ワーシントン。彼は本当に高所恐怖症なんだそうです。そして、監督はドキュメンタリーを長く撮ってきた人。だから観て納得。この2点からも、映画の臨場感・リアリティに継っていたんですね。今日から上映が始まっていますので、お近くの劇場でお楽しみ下さい!また、映画と言えば・・・この週末、「東広島映画祭」が西条で行われています。自主制作ショートフィルムの上映や特別招待作品の上映、広島大学JAZZ研究会の映画音楽の演奏など映画にまつわる様々なイベントが予定されています。酒蔵通り周辺が会場です。街を散策しながら映画を身近に触れるいい機会ではないでしょうか?
映画「崖っぷちの男」
2012年7月7日 11:55 AM
- KENSHI’S NAVI