知らない町に行って、道路や街を案内する標示板が少なくて困ることがあります。そんなところでは、要所ごとに表示板を掲げてほしいと思うわけですが、かえって、それが混乱を招く事になりかねない場所もあるようです。中南米はコスタリカ。その首都、サンホセの当局は、初めて、街の通りの名前を記した標識を設置する計画を明らかにしました。これまでも、通りの名前はあったのですが、住民にはほとんど知られておらず、旅行客などに道順の説明をする場合、めぼしい建物を目印にしなければなりませんでした。こうした状況を改善しようというのが標識設置の目的ですが、タクシーの運転手などは「通りの名前を言われても、分からないよ」と話していて、2万を越える標識も役に立たないのではないか?という声も出ているそうです。
コスタリカ「知名度のない地名の標識」
2012年10月27日 11:55 AM
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