ドイツ北部にオスナブリュックという町があります。その町の一角にあるアパートで、警察が駆けつける騒ぎがありました。警察に通報したのは、そのアパートの住人で、「隣の部屋から、『ママー!パパー!』と叫ぶ子どもの声が聞こえる」というのです。子どもが部屋に閉じ込められているのかも…と心配する住人の声に、警察がアパートに駆けつけてみると、部屋に子どもの姿は見えず、そこに居るのは、篭の中のオウムだけ。オウムはご機嫌の様子で、駆けつけた警察官にも、「こっちに来て、ママー」と、のんきに、おしゃべりしたということです。まあ、何事もなくて良かった訳ですが、聞けば、オウムの飼主一家は、オウムの世話を友人頼んで旅に出ていたということです。オウムも飼主がいなくて寂しかったのかもしれませんね。
ドイツ「声の主は・・・オウム」
2013年2月9日 11:54 AM
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