今週は、昨年、一挙に3枚のアルバムをリリースした「グリーン・デイ」をピックアップします。グラミーを5度も受賞したアメリカを代表するロックバンド「グリーン・デイ」、3作品を連続でリリースするのは凄い事です。まず、9月に1作目「ウノ」、2作目「ドス」は11月、そして3部作の最後を飾る「トレ」が12月にリリースされました。これら一連のアルバムは、グラミー賞を受賞した 「21世紀のブレイクダウン」に続く作品で、バンドの長年のプロデューサー「ロブ・カヴァロ」がプロデュースを手掛けています。ちなみに、レコーディングはグリーン・デイの地元となるカリフォルニア州オークランドで行われました。「俺たちはこれまでになく、多作でクリエイティヴな時期に差し掛かっている。これらの曲は、今まで作ってきた中でも最高のものであり、次から次へととめどなく曲が出てくる」とメンバーがコメントするように、今回の3部作には彼らのこだわり、自信が感じられます。最終章となる「トレ」には、2012年製作の映画「トワイライト・サーガ:ブレイキング・ドーンPart.2」の、エンディングテーマ「ザ・フォガットゥン」が収録されています。この映画は、人間の少女とバンパイアの禁断の恋を描く、ステファニー・メイヤーによる人気小説の映画化シリーズになっています。
「GREEN DAY」
2013年3月2日 11:55 AM
- ピックアップアーティスト