今週は、昨年10、11月「ドナルドフェイゲン」「マイケルマクドナルド」と共に「ザ・デュークス・オブ・セプテンバー」の一員として来日した「ボズ・スキャッグス」をピックアップします。ちなみに、「ザ・デュークス・オブ・セプテンバー」は、2010年にコンサート活動を行う為だけに結成、当時行った全米ツアーが大好評だったため、昨年、再結成されました。さて、AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック~大人向けのロック)の代名詞のひとり「ボズ・スキャッグス」。彼は、1965年にデビューし、スティーヴ・ミラー・バンドに参加した後、ソロ活動を本格化させます。当時のウェストコースト・ムーヴメントに乗り、「ウィー・アー・オール・アローン」、「ロウ・ダウン」を収録した1976年のアルバム「シルク・ディグリーズ」が全米2位記録し、500万枚という驚異的なセールスを記録しました。ちなみに当時、彼のバックを務めていたバンドが後のTOTOになります。そんなボズ・スキャッグスが、2008年の「スピーク・ロウ」以来、5年ぶりのスタジオアルバム「メンフィス」をリリース!プロデューサーはスティーヴ・ジョーダンで、録音は数々の名作を生んだメンフィスのロイヤル・スタジオで行われ、「ゴーンベイビー・ゴーン」と「サニー・ゴーン」の新曲に加え、ソウルの名曲が収録されています。
「BOZ SCAGGS」
2013年4月6日 11:55 AM
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