アメリカ・オハイオ州で、106歳にして高校の卒業証書を手にした女性がいます。この女性は、かつて、高校の上の学年まで進級していました。ところが、教師から「ある本を読むように」と指導された際、「以前、読んだことがあるが、おもしろくなかった」と、読むことを拒んだのです。読め、読まないとすったもんだの挙句、彼女は、課題図書であったその本を読まなかったそうで、そのため、必要な課程は全て終えていたものの、卒業証書を手にすることができなかったのです。この話を報道で知った、その高校を定年退職した元英語教師が学校に申し入れをし、学校側も彼女に卒業証書を授与することに決めたということです。およそ90年経って、ようやく卒業証書を手にした女性は、「生徒たちは、私の真似をしないほうがいいわよ」と、話しているということです。
アメリカ「106歳で高校を卒業した女性」
2013年4月13日 11:52 AM
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