5月の最終土曜日となる今日は、鞆の浦弁天島花火大会の日。初夏の訪れを感じさせてくれる中国地方で最も早い花火大会です。ちなみに、全国で一番早い花火大会は、沖縄で毎年4月に行われているものがあります。さて、光と音の祭典となる今夜。まずは、鞆の浦の伝統芸能「鞆の浦アイヤ節」が披露された後、いよいよ打ち上げ開始です。弁才天を祀る弁天堂が建っていることから弁天島と呼ばれているこの小さな島から、約2000発もの花火が夜空に打ち上げられます。色鮮やかな光の大輪だけでなく、水中花火や仕掛け花火など、凝った演出も見ものです。また、花火はもちろん、対岸に並ぶ夜店も楽しみの一つですね。瀬戸内に本格的な夏の訪れを予感させるこのお祭りですが、歴史を紐解くと、江戸時代、海上の安全祈願のために弁天祭が行われていました。旧暦の4月14日に行われていたこの祭では、植木市が開かれたり、灯籠流しが行われたりしていました。そして、花火大会でもにぎわっていたものが、今に継っているんです。さて、この花火大会は、今夜19:00~20:30にかけて行われます。車でお越しの方、みろくの里無料臨時駐車場からシャトルバスも運行します。往復¥200で利用出来ますよ。行きも帰りも混雑が予想されますので、時間に余裕を持って移動するようにして下さい。そして、ドライバーの方は安全運転でお願いします。
福山市 鞆の浦弁天島花火大会
2013年5月25日 11:55 AM
- KENSHI’S NAVI