先ごろ、東京都の猪瀬知事が、2020年のオリンピック誘致にむけて、「日本では、失ったものは、お金でさえ帰ってくる」と、日本の良さをアピールしていましたが、カナダでは、9年前に盗まれた写真のフィルムが、無事、持ち主の元に戻って来たそうです。発端は、ある女性が、自分の乗った車のタイヤの異変に気づいたこと。道路脇に車を停め、様子を見ようと身をかがめると、目の前に現像した様子のない写真のフィルムが。「誰か探している人が居るのでは?」そう思った女性はフィルムを現像して、フェイスブックに掲載。これが見事にヒットし、持ち主の女性が名乗り出たのです。ちなみに9年前、このフィルムが盗まれた時、女性には産まれて数週間の娘がいたそうですが、現像されたその時の娘の姿やご主人の姿に、胸が詰まって、声も出なかったそうです。本当によかったですね。
カナダ「9年ぶりに戻ってきた写真」
2013年6月22日 11:55 AM
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