今年、京都・宮城と巡回し現在広島で開催中。数多くの来場者を集めている展覧会と言えば・・・広島県立美術館で行われている「ゴッホ展~空白のパリを追う~」。言わずと知れた世界で最も名の知られた画家の一人であるファン・ゴッホ。今回の展覧会は1886年から1888年のパリ時代のゴッホに焦点をあてたものです。この時期は、ゴッホが画家として大きく変貌を遂げた重要な時期にもかかわらず、残された書簡が少なく、研究が遅れてきた部分でしたが、展覧会では、アムステルダムのファン・ゴッホ美術館の研究チームが7年の歳月をかけ追究した多くの新発見が紹介されています。今年、2013年はゴッホ生誕160周年、ゴッホ美術館開館40周年という節目の年。そんな今、数多くの作品を広島で鑑賞できる特別な展覧会です。何が特別かと言うと、出品作品52点のうち日本初公開が36点、自画像8点が一同に並んでいます。ゴッホの謎を紐解きながら進んでいく展示方法を楽しみつつ、ゴッホと日本との不思議な関わりを感じてみて下さい。この「ゴッホ展~空白のパリを追う~」は、広島県立美術館で9月23日までの開催です。開館時間は、9:00~17:00。金曜日は20:00まで開館しています。チケットは、一般¥1400 高校生・大学生¥1000 中学生以下無料。また、9月8日(日)13:30~広島県立美術館地下1階講堂で美術講座「ファン・ゴッホ IN ひろしま」。「空白のパリ時代」が行われます。受付は、13:00~。聴講無料ですが、定員は先着順200名となっています。また、見どころ・トークが9月13日(金)11:00~予定されています。時間のある方、よりゴッホに近づけるこのトークイベントにも足を運んではいかがでしょうか?
広島県立美術館「ゴッホ展~空白のパリを追う~」
2013年8月31日 11:55 AM
- KENSHI’S NAVI