イタリア最大の港町として有名な街=ジェノヴァ。古くからあるこの街で、今、地元の人たちの耳目を集めているのは、一匹の犬。その犬は、自分でバスに乗って、ハムやビスケットをくれる店まで行くというので驚いてしまいます。通勤客が話すところによると、話題の犬は、子犬の頃にバスに乗り始め、12歳になった今では、どのバス停で降りたらいいかが分かるようになったということです。これについて専門家は、「嗅覚や視覚を使ってバスを乗り降りしているのでは?」と分析していますが、それにしても、その犬を追い払いもせず、乗せ続けたバスの運転手や乗客もやさしいですよね。一方、飼い主はと言うと、「店への行き方は分かるのに、どういうわけか、自分たちのおつかいはしないんだよ」と、話しているそうです。
イタリア「バスに乗っておでかけする犬」
2013年10月5日 11:55 AM
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