「JIMMY WEB」

今週のドライビングミュージックは、1946年オクラホマ生まれ、グラミー賞史上、作曲部門、作詞部門、編曲部門の3部門において受賞を飾った唯一のアーティスト「ジミー・ウェッブ」を取り上げます。ソングライターなので、名前を知らない人も多いかと思いますが、彼の作った曲は1967年にグレン・キャンベルが歌ってヒットした「恋はフェニックス」を始め、フィフス・ディメンションの「ビートでジャンプ」、昨年亡くなったドナ・サマーの「マッカーサー・パーク」など、「ジミー・ウェッブ」の楽曲は多くのアーティストによって歌われ、ヒットしています。そんな「ジミー・ウェッブ」が先月、新作「スティル・ウィズイン・ザ・サウンド・オブ・マイ・ヴォイス」をリリースしました。この新作は、これまでに多くのアーティスト達によって歌い継がれてきた名曲の数々を、豪華ゲストを迎えてセルフ・カヴァーした最新作です。ドナ・サマーがカヴァーした1978年の全米1位曲「マッカーサー・パーク」を、ブライアン・ウィルソンをゲストに迎えた作品を筆頭に、ルーマー、アート・ガーファンクル、ジョー・コッカー、カーリー・サイモン、デヴィッド・クロスビー&グラハム・ナッシュなど、豪華メンバーが顔を揃えています。