「尾道灯りまつり」

空気が済んだこの季節、明かりを灯し散策するイベントが多い時期です。そんな今、ぴったりのイベントが今夜、尾道で開催されます。それが、「尾道灯りまつり」。歴史を紐解くと、尾道は平安末期の開港と共に発展し、数多くの寺が造られました。そして、海岸にはそれぞれの寺へと続く常夜灯が並び、その灯りをめざして帆船が入港していたんですね。という事で、この「尾道灯りまつり」では尾道繁栄の礎を再現し、寺と寺を結ぶ路地や参道、駅前緑地帯等が約3万個のロウソクで幻想的にライトアップされます。また、この祭りに合わせて、普段見ることのできないお寺の宝が公開されたり、また、ライブなども開催されます。灯りまつりの開催地は、済法寺(さいほうじ)、持光寺(じこうじ)、海福寺(かいふくじ)、光明寺(こうみょうじ)、宝土寺(ほうどじ)、千光寺(せんこうじ)、天寧寺(てんねいじ)、妙宣寺(みょうせんじ)、善勝寺(ぜんしょうじ)、正授院(しょうじゅいん)、大山寺(たいさんじ)、西國寺(さいこくじ)、正念寺(しょうねんじ)、西郷寺(さいごうじ)、浄土寺(じょうどじ)、海龍寺(かいりゅうじ) の16のお寺。その他の会場として、「しまなみ交流館前」、「JR尾道駅前ベルボール広場」、「ゆとりの広場」、「尾道商議所記念館」、「れんが坂」、「向島兼好(むかいしまかねよし)地区」、「尾道市立美術館」、「ハッピークボ」、「尾道通り」、「爽籟軒(そうらいけん)庭園」 となっています。海や船をモチーフにしたり、しまなみの島々を表現したりと様々なコンセプトの元、思い思いの明かりが灯されます。時間は、18:00~21:00まで。おすすめのモデルコース、所要時間等が分かるアクセスガイドが「尾道灯りまつり」の公式ホームページにありますので、参考にしてみて下さい。そして、尾道の夜のそぞろ歩きを楽しんではいかがでしょうか?