イタリア「65年ぶりの赤ちゃん誕生」

日本では少子高齢化や、これにともなう地方の過疎化が問題となっています。過疎化については、イタリアでも深刻な問題となっているようで、とある小さな村=リッサ村の場合、過去数十年で人口が急激に減少し、今ではその数、わずか5人となっています。そんなリッサ村で、およそ65年ぶりに元気な赤ちゃんが誕生しました。赤ちゃんの両親は、ミラノ近郊の出身ですが、リッサ村の豊かな自然に惹かれ、移住してきたのだそうです。その二人が喜んだのはもちろん、残る3人の村人も、赤ちゃんの誕生を「希望の兆し」と、喜んでいるということです。小さな命の成長を、村中のみんなで見守るんでしょうね。