「R.KELLY」

今週のドライビングミュージックは、昨年12月に、通算12枚目の新作「ブラック・パンティーズ」をリリースした「R.KELLY」をピックアップします。今回の作品は、全米で注目されているラッパー、2チェインズをフィーチャーした話題の作品です。「R.KELLY」は、アルバム&シングルのセールス5000万枚以上を記録し、音楽史に名を残すブラック・アーティストの1人。自身のレコードのみならず、究極のプロデュース・センスとソングライティング才能も素晴らしく、マイケル・ジャクソンからジェイZ、さらにはホィットニー・ヒューストンや、セリーヌ・ディオンへ楽曲を提供してきています。最近では、レディー・ガガのシングルでフィーチャリング・アーティストを務めるなど、ますますその活躍の幅を広げています。今回の新作は、ルーツとも言えるヒップホップ/R&B満載のアルバムに仕上がっていて、日本盤にはボーナス・トラックが2曲収録されています。「R.KELLY」は1969年生まれのシカゴ出身。1990年に、地元シカゴのミュージカルオーディションで、後に彼のマネージャーとなる「バリー・ハンカーソン」に見い出され、デビューしたRケリー。まさに今のヒップホップ/R&Bを牽引する存在ですね。