ドイツ南部のバイエルン州の、ある家でパーティーが行われていました。リビングルームから、大人達の楽しげなおしゃべりが聞こえてくるなか、その家の6歳になる男の子は、一人、部屋で遊んでいました。男の子は、警察ごっこでもしていたのでしょうか。うかつにも、自分の手にかけた手錠が外れなくなってしまったのです。助けを求めてリビングルームに行った息子の姿に、母親は「鍵さえあれば」と軽く考え、少年の部屋でカギを探しました。ところが、どこを探してもカギはみつかりません。「ひょっとして、本物の手錠がある警察に行けば、どうにかなるかも知れない」そう思った母親は、少年を連れ、警察署に駆け込みました。しかし、おもちゃの手錠に合うカギなどあるはずもなく、結局、警察官がペンチを使って少年の手錠を外したということです。
ドイツ「おもちゃの手錠がはずれない!」
2014年2月15日 11:55 AM
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