神戸市須磨区(すまく)にある、市立須磨海浜水族園に「ゆうちゃん」と呼ばれるアカウミガメのメスがいます。「ゆうちゃん」は6年前、紀伊水道(きいすいどう)で保護されたのですが、その時、両方の前足の一部が欠けていたそうです。おそらく、サメに食いちぎられたのではないだろうか,という事ですが、そのため水族園では、少しでも自由に動けるようにしてあげようと、これまで、何度も改良を重ねて人工のヒレを造ってきたそうです。そして、このたび、ようやく、ウミガメ本来の動きに近い動きをするヒレが完成。
来月、4月5日に、一般向けの報告会を開く予定だそうです。ちなみに、今度の人工ヒレは、甲羅の一部と両方の前足を覆う形のジャケットを付けてから、装着するようになっているということです。アカウミガメの「ゆうちゃん」もうれしいでしょうね。
ウミガメ「ゆうちゃん」
2014年3月8日 11:55 AM
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