BRUCE SPRINGSTEEN

今週のドライビングミュージックは、ロック史に残る名作「ボーン・イン・ザ・USA」のアーティスト「ブルース・スプリングスティーン」です。ちなみに、今年2014年は「ボーン・イン・ザ・USA」がリリースされて
30年目の年に当たります。「The Boss」の愛称を持った、アメリカを代表するアーティストが、1月に、2年ぶり通算18作目のスタジオアルバム「ハイ・ホープス」をリリースしました。最近の「ブルース・スプリングスティーン」は、精力的な制作活動をしているようで、前作から2年という期間がそれを物語っています。一足早くリリースされたイギリスでは、1月19日付アルバム・チャートで初登場1位を獲得。
スプリングスティーンにとって、全英アルバム・チャート1位を獲得した作品は、これが通算10作目で、デヴィッド・ボウイ、ABBA、クイーン、マイケル・ジャクソンといった大物の記録を超えました。凄いと思うのは、1975年に彼を一躍有名にした作品「明日なき暴走」から、今回まで、声がかすれたり、高音域が苦しそうといった、大きな変化がない事。相変わらずのパワフルボイスは、聴く人にパワーを与える気がします。