「アナと雪の女王」

春休みも近づいてきました。休みを利用して映画鑑賞でもと考えている方、「アナと雪の女王」はいかがでしょうか?どんな作品なのか一言で表現すると、ジャンルはミュージカル・アニメーションです。ミュージカルならば、レ・ミゼラブルのように実写でいいのでは?との意見も分かります。ただ、この作品を実際に観て感じたのが、これを実写で表現するのは不可能。アニメだからこそ出来る世界観に、あえてミュージカルを合体させたのだと思いました。主人公は、アナとエルサのダブルヒロインのこの映画、では、簡単にあらすじを紹介しますと・・触れるものを凍らせる秘密の力を持つ姉のエルサは、その力を制御出来ず、真夏の王国を冬の世界に変え、自らも雪の女王になってしまいます。妹のアナは、逃亡した姉と王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイ、雪だるまのオラフと共に山奥へと旅に出ます。妹アナの思いは、姉エルサの心と凍った世界をとかす事が出来るのか?というストーリーです。映画の原案はアンデルセンの「雪の女王」。物語の核となる要素を引き継ぎつつ、プラスアルファのオリジナルを加える事で作品に深みと感動を生み出しています。長編アニメーションの監督を女性が務めたというのもディズニー初の快挙だそうです。また、この作品は音楽的にもかなり高い評価を受けています。ブロードウェイで活躍する一線級の本物の歌声を味わうチャンスです。今日ご紹介した「アナと雪の女王」は、すでに昨日から全国公開が始まっています。どうぞ、お近くの劇場でお楽しみ下さい!