イタリア「ゴミかと思ったら作品だった!」

世の中には、一歩間違うと、「うっそー!?」という事になりかねないような紛らわしい事がたくさんあります。先日、イタリア南部にあるギャラリーで、掃除のおばさんが、展示されていた現代美術の作品を掃き捨ててしまうという出来事がありました。話によれば、警備員が、ギャラリーが開館した時に、作品がなくなっている事に気付いたようです。あまりに綺麗になっているので、掃除した女性に尋ねてみると、展示作品が、てっきり会場設営時に出たゴミだと思ったのだそうです。それというのも、作品が新聞紙や段ボール、クッキーのかけらを床に撒き散らしたもので、ゴミと間違えられても文句が言えないようなものだったようです。清掃会社の担当者も「彼女は自分の仕事をしただけ」だと釈明し、およそ140万円の損害が保険で賠償されるということです。