アメリカ「友達を助けるために本を書いた男の子」

今年、小学生になったばかりの子どもたちが、大きなランドセルを背負って歩いている姿を見かけます。これから、どんな友だちを作って、どんな大人に育っていくのでしょうか。アメリカのロサンゼルスに住む7歳の男の子。難病に苦しむ親友の治療費をなんとかしてあげたいと思って書いた彼の本が、世界45カ国で出版され、話題を呼んでいるそうです。本を書いた男の子と、幼稚園から一緒だったという親友は、命に関わる程にまで血糖値が下がってしまう病気を患い、不自由な生活を強いられています。そんな彼を助けようと、7歳の少年が書いた本は、二人が「かっこいい」と思ったものをテーマにしたもので、最後に「親友を助けることが一番かっこいい」と結ばれているそうです。本の売り上げは日本円にして7600万円に達し、男の子の思いは届きそうだということです。