「JENNIFER HUDSON」

今週のドライビングミュージックは、映画「ドリームガールズ」に新人ながら出演し、アカデミー賞を筆頭に映画賞を総なめにし、一躍、世界にその名を知らしめた「ジェニファー・ハドソン」、彼女の2011年に発表され、全米チャート2位を記録したセカンドアルバム「アイ・リメンバー・ミー」に続く、およそ3年振りとなるサード・アルバム「JHUD」をピックアップします。今回の新作は、彼女の魅力を全面に押し出した、ポップな作風に仕上がっていて、本人いわく「カラフル」で「元気になれる」、「これまでと違った新しい」作品だそうです。今年、大ヒットを放ったシングル曲「ハッピー」のファレル・ウィリアムスがプロデュース兼共同ソングライティングで参加、さらに、同郷シカゴ出身のグラミー・アーティスト、R.ケリーを迎えた楽曲は、ディスコ&ブギーなナンバー。そして、ティンバランドがプロデュースも務め、フィーチャリングもされている「ウォーク・イット・アウト」は、リリース前から話題になっています。今作はジェニファー本人がソングライティングにも深く関わったパーソナルな作品になっていて、自らの愛称を冠したタイトルが、アルバムの中身の濃さを語っています。