かの有名な建築家=アントニオ・ガウディ。サグラダファミリア聖堂など、彼の作品が軒を並べるのがスペインはバルセロナ。そんな芸術的な町の病院が、MRI=磁気共鳴画像装置に入る子どもたちの恐怖心を少しでも柔らげようと、装置のある検査室を星の絵で飾っているそうです。子どもがMRIに入る時、じっとして動かないようにさせるため、全身麻酔をするのだそうなのですが、子どもにとっては、こうした一つ一つのことが恐怖。そこで病院は、アメリカの会社と協力して、検査室の壁や装置を星や宇宙飛行士の絵で飾り、まるで、宇宙への冒険だとでも思わせるようにしました。おかげで、子どももリラックスして、結果的に、麻酔の量も18%減らすことができたそうです。子どもだけじゃなく、大人にもいいんじゃないでしょうかね。
スペイン「子供たちの為に建築家が!」
2014年10月18日 11:55 AM
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