「地球温暖化」が言われて久しくなりますが、その傾向は留まることを知りません。そんな中、ドイツのベルリン動物園で飼育しているリス科の動物=マーモットに異変が起こっているということです。どういうことかと言いますと、通常、こちらのマーモットは11月中旬までには冬眠に入っているのだそうです。しかし、今年は12月に入っても冬眠する様子がなく、いわば「睡眠不足」状態。こう言う状態が続くと、マーモットの場合、獰猛になることもあるというので、動物園では、早く冬眠に入れるよう、冷たく暗い所を作るなど悪戦苦闘。その甲斐があれば、今ごろ、冬眠に入っているかも知れませんが、いずれにしろ、野生のマーモットにも「同様の問題が忍び寄っているかも知れない」と、動物園関係者は警鐘を鳴らしているということです。
ドイツ「冬眠に入らないマーモット」
2014年12月27日 11:55 AM
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