今週のドライビングミュージックは、イギリス出身のシンガー・ソング・ライター「サム・スミス」をピックアップします。2月8日アメリカ・ロサンゼルス・ステープルズセンターで開催される第57回グラミー賞授賞式、サム・スミスは最多の6部門にノミネートされ、いま目の離せない注目のシンガーです。なかでも、デビュー・アルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」を発表した彼は、男性アーティストとして34年振り、さらにイギリスの男性アーティストとしては、史上初めてグラミー賞の「主要4部門」全てにノミネートされました。デビュー・アルバムは、最優秀アルバム賞に、そして、クワッド・プラチナ・ディスク認定を達成したシングル「ステイ・ウィズ・ミー ~そばにいてほしい」は、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞に、また、スミス自身も、最優秀新人賞にノミネートされました。昨年リリースされた、彼のデビュー・アルバムは、リリース当時、本国イギリスで2週連続1位、アメリカでも初登場2位を記録し、その後のセールスは、世界で350万枚を記録しました。現在22歳の「サム・スミス」ですが、幼少期に地元のジャズ歌手に師事。ちなみに、最初に作曲技法を学んだ楽曲は、フランク・シナトラの「カム・フライ・ウィズ・ミー」だったそうです。
「SAM SMITH」
2015年1月31日 11:55 AM
- ピックアップアーティスト