今週のドライビングミュージックは、アメリカを代表するシンガー、女優の「ベット・ミドラー」、先月リリースの新作「イッツ・ザ・ガールズ!」をピックアップします。2006年リリースのクリスマスアルバム「クールユール」以来、およそ8年振りとなる新作スタジオ・アルバム。タイトルの「イッツ・ザ・ガールズ」が表すように、コンセプトは「ガール」。1960年代に世界を席巻したアメリカン・ポップス、ガールズ・グループの名曲を、ベット・ミドラーが素晴らしい歌唱力で歌い上げる、オールディーズファン注目の一枚です。今年になって日本盤が発売されましたが、昨年リリースされた、本国アメリカでは、すでに全米アルバム・チャート初登場3位を飾り、音楽ファン注目の作品になっています。収録曲は全15曲で、「ロネッツ」の代表曲「ビー・マイ・ベイビー」を筆頭に、「ダーレン・ラブ」とのデュエットや、彼女お気に入りTLCの「ウォーターフォールズ」のカヴァーが収録されています。ちなみに、ベット・ミドラー自身が一人三役で、ガールズ・グループを演じているジャケットもユーモアたっぷりで、「スプリームス」を彷彿とさせます。
「BETTE MIDLER」
2015年2月7日 11:47 AM
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