「ARETHA FRANKLIN」

今週のドライビングミュージックは、先週紹介した「ベット・ミドラー」と同様、素晴らしいカバー作品をピックアップしました。アーティストは、クイーン・オブ・ソウル、レディー・ソウルと称されるシンガー「アレサ・フランクリン」です。昨年末にリリースされたアルバム「グレイト・ディーヴァ・クラシックス」は、アレサ・フランクリンにとって久しぶりのアルバムで、彼女の1980年代の黄金時代を築いたプロデューサー「クライヴ・デイヴィス」と再び組んで完成させた作品です。このアルバムは、古今東西のディーヴァたちの名曲・名唱をカバーした内容で、先行シングルは、21世紀最大級のヒットとして知られる歌姫アデルのカバーナンバー「ローリング・イン・ザ・ディープ」。他にも、エタ・ジェイムス、アリシア・キーズ、チャカ・カーンなど…曲名を聞いただけでも「渋い」選曲になっています。ちなみに、「アレサ・フランクリン」は、これまでにグラミー賞を多数受賞し、女性アーティスト初の「ロックの殿堂入り」を果たした偉大なアーティストで、ローリング・ストーン誌で「歴史上、もっとも偉大なシンガー」第1位にも輝いています。今年、72歳になるアレサですが、昨年同様、活躍して欲しいアーティストの1人です