「DIANA KRALL」

今週のドライビングミュージックは、美人ジャズ・アーティストとして、日本でも人気のシンガー「ダイアナ・クラール」2年振りの新作「ウォールフラワー」をピックアップします。現代最高プロデューサーの一人「デイヴィッド・フォスター」と「ダイアナ・クラール」がタッグを組んだ話題盤で、フォスターと初めてのコラボレーションになります。収録曲はジャズではなく、1965年ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」をファースト・トラックに、イーグルス1973年の「言い出せなくて」、クラウデッド・ハウス1986年の「ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー 」など、1960年代・70年代のヒット曲が収録されています。選曲のわかりやすさ、デイヴィッド・フォスターの壮大なアレンジはジャズ・ファンだけでなく、幅広いファン層へ受け入れられる内容になっています。「デイヴィッドの素晴らしいアレンジのおかげで、歌う事に専念ができていい気分転換になったわ」とダイアナ・クラールがコメントしているように、肩の力が抜けた彼女の歌声を聞く事が出来ます。ご存知の方は多いかと思いますが、2003年、英国ロック界のスター、エルビス・コステロと結婚した「ダイアナ・クラール」、選曲は彼の影響も関係しているのかもしれませんね。