春の陽気に里心でもついたのでしょうか。ロシアに住む60代のフランス人男性が、大きなスーツケースを携え、モスクワからフランスのニースに向かう列車に乗り込みました。列車は、途中、検問のためにポーランド国境の町に停まりますが、「なんとかなるだろう」、彼はそう思っていました。ところが彼は、その検問でひっかかり、拘束されてしまったのです。理由は、スーツケースの中にロシア人の妻を隠していたのが見つかったため。この妻は30代で、EU=ヨーロッパ連合の市民権を持っていませんでした。「これではロシアを出ることは出来ても、途中のポーランドには入国出来ない。」そう思った彼は、妻をスーツケースに隠して、検問を潜り抜けようとしたのです。しかし、実のところ、夫婦である事を証明する書類があれば問題無いのだとか。わかっていれば苦労はなかったのにね。
ロシア「スーツケースに妻を隠して運ぼうとした男性」
2015年4月11日 11:55 AM
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