イスラエル中部に、古代ローマ時代からビザンチン帝国時代の遺跡があります。その遺跡から、1400年前のモノと思われる陶器製のランプが出土しました。古い遺跡から古い物が出て来るのは当然と言えば当然ですが、ランプを掘り出したのが、調査をしている考古学者ではなく、
野生の動物である事から話題を呼んでいます。イスラエルのメディアなどによると、ランプを掘り出したのは一匹のヤマアラシ。ヤマアラシは、巣穴を作る際、掘り出した土を巣穴の入り口の横にうずたかく積みあげるようで、ランプは、その土の山の中から見つかったということです。ヤマアラシにとっては、やっかいな埋蔵物だったはずで、イスラエル当局は、ヤマアラシを「優秀な考古学者」だと称賛したそうですが、一方では「許可なく遺跡内で穴を掘るのは犯罪だ」と、警告も出したということです。
考古学博士は・・・。
2015年4月25日 11:55 AM
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