ゆっくり過ごそう、新作DVDの鑑賞

大型連休も終わり、この週末はゆっくり過ごそうなんていう風に考えている方、新作DVDの鑑賞はいかがでしょうか?まずは、「インターステラー」。「ダークナイト」三部作や「インセプション」といった大作を撮ったクリストファー・ノーラン監督が、近未来の地球を舞台にした壮大な愛の物語を描いています。マシュー・マコノヒー演じる主人公は、自分の子どもたちが安心してくらせる環境を探すため、人類が移住できる星を探そうと
宇宙に旅立ち、困難なミッションをまっとうします。映画の中で、ワープの事や重力の違いによる時間の進み方の違いなど物理学を学んでいるそんな錯覚を覚えるシーンがかなり登場しますが、壮大な宇宙の映像世界は必見です。また、宇宙を描きながら父と娘の心の交流・親子愛をメインテーマにしている所に心揺さぶられるはずです。もう1本は、「ゴーンガール」。突然失踪した妻を捜す男が、過熱するメディア報道によって次第に追い詰められていき、挙げ句には殺人犯の疑いをかけられるようになっていくサスペンス・スリラー。・・・なんですが、最終的には何とも言えないモヤモヤとした後味を残すブラックユーモアに仕上がっています。さすが、デヴィッド・フィンチャー監督!とうならせる作品です。音楽を「ソーシャル・ネットワーク」や「ドラゴン・タトゥーの女」でも担当したトレント・レズナーが手掛けています。劇場で観た方も、改めて音楽に焦点をあてて再度鑑賞しても充分楽しめるはずです。
不穏な雰囲気をさらに増加させる音楽の力があります。職人と呼びたくなる仕事ぶりですから、DVDやブルーレイで何度も鑑賞するのがいいかもしれませんよ。どちらも、個人的にかなりおすすめ作品です。この週末には無理でも、時間のある時にどうぞ!