「GIORGIO MORODER」

今週のドライビングミュージックは、音楽シーン75歳の巨匠「ジョルジオ・モロダー」の新作「デジャヴ」をピックアップ。「ジョルジオ・モロダー」と言えば1970年代にドナ・サマーをプロデュースし数々のヒット曲を放ち、そして83年の映画「フラッシュダンス」のサウンドトラックを手掛け一躍有名になりました。その後は、ディスコ・ミュージックのパイオニアとして活躍、ダフト・パンクやEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)アーティストに多大な影響を与えた、イタリア出身のアーティスト&プロデューサーです。そんな巨匠が、何と30年以上ぶりのアルバム「デジャヴ」をリリース!アルバムに先駆け、今年1月にリリースされたシングル「ライト・ヒア、ライト・ナウ feat. カイリー・ミノーグ」の大ヒットに続き、タイトルの「デジャヴ feat.シーア」も話題になっています。モロダーはアカデミー賞3度、ゴールデン・グローブ賞4度、グラミー賞を4度受賞し、”ディスコの父”として、現代エレクトロニック・ミュージック史の最重要人物。一時、音楽界から引退していたと思われていましたが、2013年にダフト・パンクのアルバム「ランダム・アクセス・メモリーズ」で、
自身の名前から題付けられた曲「ジョルジオ・バイ・モロダー」に参加し、再び注目を集めました。