今週のドライビングミュージックは、1993年日本でヒットしたウーピー・ゴールドバーグ主演の映画「天使にラブ・ソングを2」に出演、素晴らしい歌唱力で一躍有名になった「MS.(ミズ)ローリン・ヒル」をピックアップします。先日、伝説のシンガー・ソングライターで、ピアニスト「ニーナ・シモン」の音楽を敬愛し、その生き方に賛同するアーティストたちによるカヴァー曲を収録したトリビュート・アルバム「ニーナ・リビジテッド:ア・トリビュート・トゥ・ニーナ・シモン」がリリースされました。この作品には、ニーナ・シモンの生き方にインスパイアされた、アッシャー、コモン、メアリー・J.ブライジ、ジャズミン・サリヴァン等・・現代R&Bシーンを代表するアーティストに加え、ローリン・ヒルが待望の復帰を果たし、複数曲で参加しています。 彼女は、94年フージーズの紅一点メンバーとしてデビューを果たし、98年にソロに転身後も大成功を収めた女性シンガー&ラッパー。ソロ・デビュー作「ミスエデュケーション」は全世界で1200万枚、日本でも110万枚を売り上げ、99年米グラミー賞で5部門を受賞しました。今やソウル・ディーヴァにまでなった「ローリン・ヒル」久々の新作は、改めて彼女の才能の凄さと歌唱力の素晴らしさを物語る内容になっています。
「MS.LAURYN HILL」
2015年10月17日 11:55 AM
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